相模原市南区古淵駅の周辺は、チェーン店から個人経営の隠れた名店まで、食の選択肢が豊富なエリア。そんな古淵に2025年春、ひときわ注目を集めるラーメン店が誕生しました。
その名も「麺麺麺（トリプルメン）」！インパクト抜群の店名と、濃厚なのにスッキリした鶏白湯ラーメンが、すでに地元民の心をつかんでいるんです。
今回は、この新店を訪れて感じた古淵の魅力とともに、麺麺麺の味わいや店の雰囲気をたっぷりご紹介します。
2025年4月オープン「麺麺麺」
麺麺麺がオープンしたのは、古淵駅から徒歩約10分ほどの住宅街にほど近い静かなエリア。人気店「麺屋 蓮花」の跡地を引き継ぐ形でオープンしました。
店に着くと、シンプルながら温かみのある外観が目に飛び込んできます。木目調の看板に「麺麺麺」と書かれた文字が、なんとも親しみやすい。
店内はカウンターがメインで、12席ほどのこぢんまりした空間ですが、座席の間隔はゆったりめで、清潔感もバッチリ。
オープンキッチンなので、麺を湯切りする音やスープを温める香りがダイレクトに伝わってきます。
厨房で黙々とラーメンを作るのは女性店主。客の来店と共に「いらっしゃいませ！」と元気な声を響かせます。
ランチタイムは少し混みますが、回転が早いので待ち時間はそこまで気になりません。
家族連れや学生、一人でサクッと食べる会社員などいろいろな人が訪れる、気軽に入れる雰囲気です。
古淵に住んでいると、こんな居心地のいい店が近くにあることがちょっと自慢になります。
麺麺麺の看板メニュー「鶏白湯ラーメン」
麺麺麺のイチオシは、なんといっても「鶏白湯ラーメン」。
スープは鶏ガラを長時間煮込んだ濃厚な白湯（ぱいたん）で、口に含むと鶏の甘みとコクがふわっと広がります。
初めてスープを飲んだ瞬間、「お、こりゃすごい！」と声が出そうになったほど。濃厚なのに後味は軽やかで、飲み干したくなる魔法のようなバランスです。
麺は細麺で、スープと絡んで最高にマッチ。噛むたびに小麦の香りが鼻を抜け、食べる手が止まりません。
トッピングも丁寧な仕事が光ります。
しっとりやわらかなチャーシューは、ほのかにスモーキーな風味がアクセント。味玉は黄身がトロッと半熟で、スープに浸して食べると幸せな気分に。玉ネギもシャキッと新鮮で、細部までこだわりを感じる一杯です。
繊細さを感じるデザインのどんぶり器。カウンターにセットされたウォーターサーバーやカトラリーなど、細部にまでこだわりを感じます。
メニューはまだ中華そばと鶏白湯だけですが、そのうち和え玉も出るとのこと。
個人的には初訪問なら鶏白湯をぜひ試してほしいです。価格は900円から1200円程度と、クオリティを考えればリーズナブルに感じます。
古淵の日常に溶け込む、麺麺麺の存在感
麺麺麺の魅力は、ラーメンの味だけではありません。
古淵駅周辺は、大きなショッピングモールやチェーン店もあれば、個人経営の喫茶店やパン屋が点在する、ほどよくにぎやかなエリア。
麺麺麺は、そんな古淵の日常にスッと溶け込みながら、新しい風を吹き込んでいます。
店員さんとのちょっとした会話や、常連さん同士の挨拶を見ていると、古淵の地域コミュニティの温かさが伝わってきます。まだオープンしたばかりなのに、すでに地元民の憩いの場になりつつあるのがすごい。
これから古淵駅エリアに住むことを考えている人にとっても、麺麺麺は古淵の魅力を体感する入り口になるはず。駅から少し歩くだけで、こんな本格的なラーメンに出会えるなんて、日常がちょっと豊かになりそうです。
仕事帰りにふらっと立ち寄って、濃厚な鶏白湯で一日の疲れを癒し、週末には家族で訪れて、子どもと一緒に「すっごいおいしい！」と笑顔になる。そんな日常がイメージできます。
古淵は都心から少し離れている分、ゆったりした時間が流れる街。そんな中で、麺麺麺は新しい思い出を作る場所としてぴったりです。
オープンからまだ間もないながら、すでに古淵のラーメンシーンに欠かせない存在になりつつある「麺麺麺」。
営業時間や店休日は、Instagramにて告知されていますので、お店に行く際にはそちらをチェックしてから行くのがおすすめです。
今後は季節限定メニューや、店主のこだわりが詰まった新作ラーメンが出てくるかもしれません。
ぜひこの味を確かめに、麺麺麺の暖簾をくぐってみてください。
麺麺麺（トリプルメン）
住所：神奈川県相模原市南区西大沼1-1-12
アクセス：JR横浜線「古淵駅」から徒歩約10分
営業時間：昼 11:30-15:00
夜 18:00-21:00
※スープなくなり次第終了
定休日：不定休 ※Instagramにて告知
駐車場：なし
