相模大野駅南口のコンコースをおりてすぐの場所に、とてもおしゃれなケーキ屋さんができました。
筆者はオープン当初から気になっており、いつ行こうかな?と迷うこと数か月…。
暑い夏は行く気力がなかったのですが、ようやく秋めいて涼しくなってきたので、自宅から自転車に乗ってサイクリングも兼ねてお店を訪ねてみました。
今回はSWEETS O’CLOCKの、オーナーさんのこだわりがたっぷり詰まった魅力をご紹介します。
ショーケースが宝石箱のよう。季節感を大切にしたケーキは絶品
定番のショートケーキやチョコレートケーキと並んで、筆者が楽しみにしていたのは季節で変わる旬の素材を使ったケーキです。
9月下旬、SWEETS O’CLOCKのショーケースにはブドウ、イチジク、和栗と秋の味覚がたっぷりの、おいしそうなケーキがずらり。
フルーツや、栗のクリームがこれでもかというくらいたくさんのったケーキが輝いて見えます。
どれもおいしそうで選べません。ほかのお客様も迷いながら購入していて、気持ちがとてもよく分かりました。
SWEETS O’CLOCKおすすめはカフェスペースで食べる出来立てケーキ
今回、シェフパティシエの髙島さんにお話を伺いました。
2022年6月にOPENしたSWEET O’CLOCKの「CLOCK」は、お客様に豊かな時間を提供できるようにとつけられた店名だそう。
相模原市を中心に、地元に愛されるお店にするのが目標だと話す髙島さんからは、本当にケーキを作ることが大好きな方なんだな、と伝わってきます。
髙島さんが「ぜひ、お時間があればカフェを利用してください!」と言ってくださり、席に着くことに。
お店は相模大野駅からすぐの立地で、大通りに面していますがとても静かです。
ソファスペースもあり、子ども連れのママさんもよくいらっしゃるそうです。
シンプルで熱い職人さんのメッセージ「できたてのおいしいケーキを提供したい」
今回いただいたのは、和栗のモンブラン。
ショーケースに並んでいたモンブランの2倍ほどの大きさです。
驚いたのは豊かな栗の香り!マスクを取ったとたん、栗の芳醇な香りが鼻にふわりと届きました。
ケーキの上に乗っているのは、和栗をスライスしたものです。
チーズをスライスする際によく使うスライサーで栗を薄く切り、ケーキの上にのせています。
食べる前からこんなにも栗の香りがするモンブランは初めてです。
筆者がフォークでおそるおそるケーキを崩していると、「スプーンで豪快にぱくっと食べてください!」とのお声が。
それもそのはず、ケーキの中にはたっぷりのクリームとアイスクリームが入っていました。お皿のソースは栗と喧嘩しないよう、あえてカスタードクリームが使われています。
口の中ですべてが一体化したときに、このモンブランの本当のおいしさが分かりました。
…おいしい…。
思わず無言になります。
ケーキ自体はボリューム満点なのに、くどくないのでぱくぱく食べられます。
口いっぱいに幸せな味が広がり、日ごろの疲れが癒されていくのが分かりました。
「カフェでしかこの味のケーキやパフェは提供できないんですよ」と髙島さん。
カフェをおすすめされた理由がとてもシンプルに伝わり、おいしさを追求するその姿勢に感動しました。
これからのお店の展望がたくさん!SWEETS O’CLOCKの今後にも注目
シェフの髙島さんは、「お店でやっていきたいことがたくさんあるんです!」と目を輝かせながらお話ししてくれました。
そのビジョンのひとつひとつが、聞いているこちらまでわくわくが伝わってくる魅力的な展望ばかり。
「いつ実現できるか分からないですが」とのことなので、ぜひ店舗に行って、このステキなお店の魅力を味わってみてください。
何度か足を運ぶうちに「こんなこと始めたんですか?」と嬉しくなる展開があるかもしれません。
焼き菓子も豊富に揃っているので、手土産を選ぶお店としてもおすすめです。
今回はショートケーキとチーズケーキ、レモンケーキをお持ち帰り。
4歳の長男はショートケーキを夕食後にぺろっと平らげました。
子どもも、おいしいと無言になるんですよね。夢中で食べている姿がかわいかったです。
SWEET O’CLOCK
住所:神奈川県相模原市南区相模大野8-2-7
電話:042-705-2003
アクセス:小田急小田原線「相模大野駅」から徒歩3分
営業時間:11:00-20:00
定休日:月曜日・火曜日(不定休)