相模原|人が集う和紙とアロマの雑貨店「noconoco」

JR横浜線相模原駅南口からのんびり歩いて約10分のところにある雑貨屋さん。以前からずっと気になっていたのですが、いつも素通りしていました。
今回は思い切って中に!するとそこには、ふんわりと優しいアロマの香りとともにステキな空間が広がっていました。

今回は、和紙とアロマの遊べる雑貨や「noconoco」をご紹介します。

「応援したい」をコンセプトに、雑貨の販売だけでなくワークショップやレンタルスペース、シェアキッチンも手掛け、手作りマルシェも主催しちゃう凄腕オーナーさんのお店です。

和紙雑貨のぬくもりにあふれた店内

店内には、和紙や木など天然素材の雑貨がたくさん並んでいました。

明るくてほんのり温かみのある色合いのものが多く、それぞれの作品には和紙の敷物があしらわれていました。

天然素材って上品でステキですよね。

オーナーさん自身がスクールに通って本格的に和紙作りを学ばれたそうです。

お店では、和紙を用いたワークショップも不定期で開催されています。

夏休みには子どもたちも集い、紙漉き(かみすき)体験を楽しんだとのこと。実は私も紙漉きには関心があり、その場で予約を取ってしまいました。

なんと、オーナーさんのご主人も制作に関わっている作品がありました。やりたいことに挑戦するオーナーさんとそれを応援するご主人、夫婦二人三脚で制作する風景を想像し心温まってしまいます。

こちらがご夫婦で手がけた作品。木材で骨格を組み立てたのがご主人とのこと!

私は今回、和紙で作られたハガキを購入しました。

すべて一点ものが手作りの醍醐味ですね。このハガキで、遠くに住む家族に私の近況を知らせるつもりです。

アロマとの出会いは東日本大震災のボランティア活動

お店の2階では、アロママッサージの施術をされています。

オーナーさんのアロマとの出会いは、東日本大震災でした。
「被災地で何か力になれることはないか」とボランティアを切望。カウンセリングが助けになると知り勉強を始め、その過程でアロマという手法に出会ったそうです。
学んでいくうちにアロマが大好きになり、インストラクターの資格を持つまでに。

今でも活動は続けていて、つい先日も郡山で出張施術をおこない、手作りのアロマクラフトを100個ほどプレゼントされたそうです。

「アロマは芳香剤のようにお部屋全体を香らせることもできますが、自分自身を優しく包んで癒すものとして使うことができるんですよ」
その日の気分に合わせて、自分のために香りを選ぶ。そんな時間を大切にしてほしい。
バリバリと仕事一筋だったオーナーさんだからこそ、「自分を大切にすること」の重要性を理解しているのだと思いました。

ちなみにオーナーさんの今のお気に入りは「ネロリ(オレンジフラワー)」だそう。
「年が経つと少しずつ好きな香りが変わっていくのよねー」と、笑いながらおっしゃっていました。

ご自身用に基礎化粧水もアロマで手作りしているそうです。自分の肌に触れるものを、大好きな香りで手作りする……そんな丁寧な暮らしに憧れちゃいます。

夢を叶えるシェアキッチンと多目的レンタルスペースで広がる地域の輪

2階のレンタルスペースも見せていただきました。落ち着いた風合いのお部屋が2つ。アロママッサージやヨガ教室、地域の方々が多目的に利用できる空間を提供されています。

シェアキッチンは雑貨店を出てすぐ裏にありました。

私がお邪魔した日は「おやつ屋」さんが開店の準備をしているところでした。

さっそく焼き菓子を購入。その場で、お茶と一緒に食べながらくつろぐことができました♪

また、ここでは不登校などで家から出れない子どもや親御さんのために、『何時に来て何時に帰ってもいい、何をしてもしなくてもいい、ただそこにいていい場所』として、「アートカフェはぐ」が月に1度開かれています。
「家にこもらないでほしい」というオーナーさんの想いがカタチになったものです。温かい祈りのような活動だと思いました。

夏休み期間には、子ども体験教室でデザートづくりを開催、多くの申し込みがありとてもにぎわったそうです。

「応援したい」手作りを通して地域の人と人をつなぐ仕組みづくり

お店は一面がガラス張りですが、そこにはたくさんのチラシが貼られています。
驚いたのは、そのチラシが自分のイベントや商品ではなく、地域の人たちのイベント活動を宣伝するものだということです。
オーナーさんは「とにかく人を応援したくて」と、うれしそうに教えてくれました。

ワークショップに参加される方はいろんな特技をお持ちのようで、参加がきっかけでつながったハンドメイド作家さんの作品も展示されていました。

スペースを借りてお教室をされる作家さんもいるそうで、交流が着実に広がっていっているようです。

毎年秋に相模原駅南口前のペデストリアンデッキで開催される「手作りマルシェ」。

なんと主催は「noconoco」のオーナーさん!毎年楽しく散策させていただいていたので、驚きです。
地域の作家さんたちが活躍できる場をコツコツと作り続ける、その行動力にただ脱帽するばかり。

特に素晴らしいと感じるところは、使っていないスペースを有効活用するのではなく「やりたい人がいるなら作ろう」という精神です。ご自身でもアウトプットをする傍ら、夢を持つ人を応援する仕組み作りは、このお店の発想ならではだと思いました。

「誰かの笑顔」のために。
オーナーさんの行動はすべて一貫しています。お話を聞いた私もエネルギーをもらうことができました。

「カメのように、一歩ずつ自分のペースを取り戻してほしい」。
そんな願いを込めて名付けられた「noconoco」。ぜひ一度訪ねてみてください。

和紙とアロマの遊べるざっかやnoconoco
住所:神奈川県相模原市中央区中央1-1-17
アクセス:JR横浜線「相模原駅」南口から徒歩約10分
TEL:080-8711-3905
営業時間:ざっかや / 木金土日 11:00-18:00
     リラクゼーション / 木金土日 10:00-20:00
     レンタルスペース / 10:00-20:00
定休日:月曜・火曜・水曜(レンタルスペースをのぞく)
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。