家内安全や無病息災祈願!上溝商店街の伝統行事「溝のだるま市」

市内で数ある商店街の中でも伝統と歴史のある上溝商店街では、年間を通してさまざまなイベントが開催されています。

新年の初イベントは、冬の恒例行事でもある溝のだるま市!

今回は、上溝商店街で行われた溝のだるま市に足を運んでみました!

上溝駅から徒歩約8分!会場へは、てるて通りをまっすぐ進みます!

溝のだるま市の会場は、上溝駅から徒歩8分ほどにある上溝商店街中央駐車場と本町自治会館前。

筆者は上溝駅から徒歩で向かいました。
てるて通りをまっすぐ歩いていくと、大きな看板が出ています!
目に鮮やかな赤と迫力のあるだるまの顔が目立ちますね!

会場付近には駐車場もありましたが、次々に車の出入りがあり混雑していました。
さすが毎年恒例の伝統行事ですね!

車で足を運ぶ際は、時間に少し余裕を持ったほうがいいかもしれません。

大きさも色も豊富!ずらりと並ぶだるま!

会場に入ると、露店では鮮やかなだるまがたくさん並んでいます!

家内安全や無病息災など、病気や災難を防ぐ縁起物であるだるま。
赤以外にも白や黄色、緑などカラフルなだるまも売られていました。

だるまというと真っ赤な色が特徴的ですが、昔から赤い色は魔除け効果があるといわれています。

また白いだるまは目標達成、黄色いだるまは金運上昇、緑のだるまは健康祈願など、色ごとに意味があるそうですよ!

願掛けをする際には、だるまの左目(向かって右側)から目を入れ、願いが叶ったら右目(向かって左側)を入れるのが正しい手順だそうです。

だるまの目は阿吽を表しており、左目は物事の始まりの阿、右目は物事の終わりの吽を意味しています。

漠然と「だるまは縁起物!」としか知りませんでしたが、ひとつひとつに意味が込められているのですね。

無病息災を願って!大きな火が上がるどんど焼き

大鷲神社の前では、どんど焼きが行われていました。

どんど焼きは、正月飾りや昨年のお守り、しめ縄などを燃やして、炎とともに年神様を見送る伝統行事です。

どんどの火で焼いたお餅を食べると一年間無病息災で過ごせるといわれており、商売繁盛、家内安全を願うイベントとしても知られています。

風にあおられて、大きな火が上がっていました。

会場内では甘酒が無料で配られていました。

酒粕のやさしい甘さが口いっぱいに広がり、体の芯からあたたまります。

甘酒を片手にどんど焼きの火を眺めていると、お正月の終わりを感じますね。

輪をくぐって厄除け!心身を清められる茅の輪

大鷲神社の隣にある上溝成田山不動明王の前には、大きな茅の輪がありました。

茅で編んだ輪をくぐることで、心身の厄災を清められるといわれています。

茅の輪のそばには、くぐり方の説明も書いてありました。

こういうとき作法がわからず迷ってしまいますが、案内があると助かりますね!

手順どおりにくぐり、お参りをして一年の無病息災を願います。

駐車場ではフリーマーケットも同時開催!

上溝商店街中央駐車場では、フリーマーケットも行われていました。
洋服や雑貨、また飲食店による焼き菓子などが販売されています。

それぞれのお店の前に立ち止まり、みなさんじっくりと商品を吟味していました。

フリーマーケットでは、掘り出し物を見つけるのも楽しいですよね!

上溝商店街、冬の伝統行事!一年の無病息災に溝のだるま市!

毎年恒例のイベントである溝のだるま市。

家族連れからお年寄り、年齢を問わず地元の方で賑わっていて、地域に根付いた伝統行事であることを感じました。

たくさんのだるま、どんど焼き、茅の輪など、厄払いや無病息災を願うイベントを一度に体験できるので、一年の始まりにおすすめですよ。

みなさんも年明けにはぜひ、溝のだるま市に足を運んでみてくださいね!

溝のだるま市
住所:相模原市中央区上溝6-2-11
アクセス:JR相模線「上溝駅」より徒歩8分
開催日:2023年1月9日(月)
開催時間:11:00ー17:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。