「フレンチが食べたいけど、わざわざ電車に乗るのは面倒だなあ」
「近場でおしゃれな食事に行きたいなあ」
今回は、そんな気分を叶えてくれるフレンチレストランをご紹介します。
大切な人としっとり過ごすもよし、家族で食事をするもよしの、こじんまりとした隠れ家のようなお店です。
静かに場の雰囲気に浸りたくなる、ムードあふれるお店です
今回ご紹介するお店はフレンチレストランの「ラカーヴドハシモト」です。
お店があるのは橋本駅南口から徒歩15分の場所。
駅からすこし距離はありますが、幅が広く日差しの気持ちいい道を行くので、ぜひ散歩を楽しんでみてください。
この、赤いレンガ調の建物が目印ですよ。
大きな木の扉を開けると街の雰囲気とはガラリと違う、シックな世界が目に飛び込んできます。
座席はカウンターが6席と、2人掛けのテーブルが1つ。
椅子とテーブルは木製で、壁面はコンクリートのシックな作りになっています。
一枚板の分厚い立派なテーブルは、側面のでこぼこを手でなぞるとひんやり、しっとりとしていて気持ちがいいです。
丸太のようなころんとした椅子は、真ん中がくぼんでいて意外と座り心地がいいんですよ。
また、壁にはズラッとお酒の瓶が並んでいます。
あとで分かったのですが、ドリンクメニューがワインにビール、シードル、ハイボールと種類豊富に揃っていました。
お酒が好きな方を連れていきたくなりますね。
店内には静かな音楽と調理中の音だけが響いています。
おしゃべりは控えめにして雰囲気に浸りたくなる、すてきな空間でした。
しっとりすぎる!?鶏胸肉のローストに驚きの連続です
席に着くと、かわいい手書きのメニュー板を目の前に置いてくれました。
ランチタイムは、メインを注文するとパンとサラダがついてきます。
このほかにも、スープや前菜もついたコースメニューもあるそうです。
今回はわたしは鶏胸肉のローストを、母は自家製ハンバーグを注文しました。
木の温もりを感じながら、調理風景をぼんやりと見つめながら。
料理が運ばれてくるまでのおだやかな時間を楽しんでいると、ほどなくしてサラダが運ばれてきました。
ビネガーの酸味が効いた、すっきりとした味わい。
葉の1枚1枚がオイルをまとって、口当たりよくまとまっています。
上に乗っているにんじんは甘くて、コリコリした歯応えがとてもおいしかったです。
シンプルな味付けながら、もっとたくさん食べたくなるサラダでした。
続いてはメインの鶏胸肉のローストです。
お肉がまんまるで分厚い!5cmはありそうな厚みにびっくり。
鶏胸肉にナイフを入れる度に、じゅわっじゅわっと水分たっぷりな音が聞こえてきます。
まさか胸肉からこんなにジューシーな音がするなんて…とまたまたびっくり。
付け合わせはマッシュポテトとにんじん、ブロッコリー、大根でした。
マッシュポテトは持ち上げるととろんと垂れるフォルムが美しく、口に入れるともっちりとしています。
野菜も水分がたっぷり閉じ込められていて、それぞれのうま味が存分に感じられました。
メインとともにいただいたバケットは、外がパリパリで中はもっちりしっとり。
メイン料理のソースに絡めていただきました。
食後に母に感想を聞いたところ、自家製ハンバーグもしっとりと柔らかく、肉汁のやさしい甘味が感じられたと言っていましたよ。
デザートも注文して、充実したランチタイムになりました
食後はコーヒーとデザートを注文しました。
ガトーショコラはチョコの甘さが感じられる、やや固めでずっしり濃厚な食感。
個人的に好みの固さで、心の中でガッツポーズをしながらいただきました。
コーヒーは注文後、豆を挽くところから淹れてくれました。
コーヒーをひと口飲むとケーキの甘味がふわ…と口全体に広がっていきます。
やはりチョコレートとコーヒーの組み合わせは鉄板ですよね。
母は栗のブリュレを注文していて、噛むたびにシャクシャク音が響くのでAsmrを聴いている気分になりました(笑)。
食後は「焦がし部分の苦味がよかった〜」とうれしそうにしていましたよ。
ケーキのボリュームもちょうどよく、最後までおいしくいただきました。
ラカーヴドハシモトは、2023年12月に周年を迎えるそうです。
お会計を済ませ、これからも長く続いてほしいなあ、と思いながらお店を後にしました。
ラカーヴドハシモト
住所:神奈川県相模原市緑区西橋本1-12-2
アクセス:JR横浜線・相模線、京王相模原線「橋本駅」から徒歩約15分
営業時間: ランチ 11:30-14:30、ディナー 18:00-23:00
電話: 042-703-3524
定休日:月曜日・火曜日