これまで相模原市に長く住んでいましたが、相模原市立博物館には足を踏み入れたことがありませんでした。
ですが、プラネタリウムがあると知って「子どもと一緒に楽しめそう!」と思ったので、さっそく行ってきました。
今回は、相模原市立博物館をご紹介します!
はやぶさがお出迎え!
市立博物館の周辺は、緑でいっぱいです。
緑で囲まれている道を進むと、博物館の入口が見えてきます。
入口を入るとすぐ右手には、2003年に打ち上げられ、世界初の大役を成し遂げた小惑星探査機はやぶさの実物大模型が展示されています。
実際に目の前に立つと、とても大きいです!
こんなに大きい物が宇宙空間を漂っていたなんて……と、感心しながら眺めてしまいました。
目指せ歴史博士!
少し右手に進むと、相模原市の歴史がギュギュッと凝縮された展示施設に入ります。
地層がドーンと表現されていたり、マンモスの骨が展示されていたり、子どもはあちこちで「でっかーい!」と楽しそうな声を出しています。
博物館の中の一角には、昔の家屋が作られていました。
本格的なつくりに、大人も子どもも興味津々です。
中も忠実に再現されているので、思わず身を乗り出して覗いてしまいました。
さらに進むと、戦争が始まった頃の相模原市の様子も分かりやすく説明されています。
戦争というと沖縄や長崎・広島のことが多く語り継がれていますが、自分が住む街で起きたことを知るのも大切ですね。
昔があって今があることを、しみじみと実感しました。
ここまでの展示は、大人や小学生高学年くらいの子が対象かと思う方もいるかもしれませんが、ところどころでかわいらしいクイズやスタンプラリーが開催されています。
歴史は少し早いかな〜という、小さな子でも一緒に楽しめますよ。
また、こちらは昔の家電の展示コーナーです。
自分の家にあって見慣れている家電でも、昔の姿になると何なのかわからないようで、不思議そうに見つめていました。
「これは何でしょう?」などと、クイズを出しながらの見学も楽しいですよ!
ユニークな企画展も開催中
今回、私たちが訪問したときに開催されていた企画展が、とても面白いものでした。
さまざまな「わぉ!な生きもの」の写真から、自分が一番いいと思った写真に投票するというものです。
ひとつひとつの写真を楽しみながら見て投票してきました。
開催される企画展は、期間によって内容が変わります。
訪れる際にはどのようなものが開催されているのか、楽しみにしてください。
子どもから大人まで楽しめるプラネタリウム
そして、今回子どもたちと楽しみたい!と思ったプラネタリウムです。
入り口にあった大きなはやぶさの後ろに券売機があるので、開始時間前にチケットを購入します。
時間帯によって、見られるものが異なるので注意してくださいね。
子ども向けのプラネタリウムから参加型の全天周映画もあり、みんなが楽しめるプラネタリウムです。
この日は迷宮のプラネタリウムというプログラムを見ました!映像の世界に没入しました。
ドキドキしながらもクスっとする場面があり、5歳の子どもも「あ~楽しかった♪また来たーい!」とずっと言っていました。それほど楽しかったのでしょう!
そして、プラネタリウムのお隣には天文展示室もあります。
ブラックホールなど、普段は見られないような写真や説明が掲示されているので、おもしろかったですよ。
休憩から調べ学習ができる場所まで完備
喫茶室には自動販売機、お菓子の販売機がありました。
展示をたくさん見て疲れたとき、プラネタリウム開始時間までのちょっとした時間にピッタリです。
星や宇宙を調べられる天文研究室もありますよ。
さらには、宇宙食が購入できるミュージアムショップもあるので、ぜひ見てみてくださいね!
本物の化石が入ったガチャガチャもあり、見るだけでも楽しめました。
博物館というと大人や高学年の子ども向けかなと思っていましたが、幼稚園の小さな子どもでも楽しめる内容でした。
展示物はすべて室内なので、雨の日の過ごし方に困ったときにもオススメです!
子どもが歴史や星、宇宙に興味をもったときには、ぜひ一度足を運んでみてください。
相模原市立博物館
住所:神奈川県相模原市中央区高根3丁目1-15
アクセス:JR横浜線「淵野辺駅」南口より徒歩20分
開館時間:9:30-17:30
電話番号:042-750-8030
休館日:毎週月曜日、国民の祝日の翌日(月曜が国民の祝日の場合は翌平日が休館)、
12月28日~翌年1月3日、教育委員会が定める日