雑貨もあつかう東林間の隠れ家的カフェ「小雨ぱうんど」

先日、散歩ついでに小田急相模原あたりまで行こうと歩いていたところ、海福雑貨さんの前を通ったらこのような看板が目に入りました。

「こんなところにカフェ……?この奥に……?」

その日はそのまま通過しましたが、後日訪れてみたら小さいながらも不思議でステキな空間でした。

しかしこちらの手違いで画像をうっかり削除してしまい、もう一回訪れることに。

というかパウンドケーキがおいしかったので、ぜひもう一度伺いたかったんですよ。
ある意味ちょうどいい機会だったのかもしれませんね。

小雨ぱうんどさんに入店

パッと見はアパートの一室なので本当にここ?と戸惑うかもしれませんが、

「WELCOME」
「小雨ぱうんど」

と書いてあるのでここで間違いありません。

オーダーはカウンターで先払いのシステム。

先日伺ったときも「パウンドケーキのバターいじめ」なるものが売り切れだったので興味があったのですが、今回も売り切れなので次の機会にしましょう。

ほかにも「ホラーケーキ」という心ひかれる名前のケーキがあるのでお店の方聞いてみると、

  • 黒いドクロの形のケーキは、黒ビールのケーキ
  • 隣のお墓の形のケーキは、チャイ風味のケーキ

とのことです。
ちょうどハロウィンのあとだったこともあるのでしょう、形も味も面白いですね。

コーヒーとパウンドケーキをいただきます

ホラーケーキはおそらくハロウィン前後の限定ものだったのでどうしようかな〜と思いましたが、ここは手堅くコーヒーとパウンドケーキを。

コーヒーはあっさり目の飲みやすい味わいで私の好きな感じですね。カップもいい感じです。

そしてパウンドケーキ。意外と厚切りで食べごたえがあるのがうれしいですね。
しっとりと甘すぎずやさしい味わいで、そうそうこれをもう一回食べたかったんだよな〜と思い大満足。たぶん毎日食べられそうな飽きのこない味わいです。

私がのんびりといただいている間にも、テイクアウトでケーキを買いに来るお客さんがいました。
そのときに初めてテイクアウトもできることを知ったので、「パウンドケーキのバターいじめ」は早めに買いに来ないといけない人気商品なのかもしれません。

次はぜひとも味わってみたいですね。

そうそう、看板に「金木犀はまだありません。今年分が咲くのをお待ちください」と書いてあり何のことだろう?と思っていました。

そのことをテイクアウトを買いに来たお客さんが訊ねていましたが、毎年この時期には金木犀のシロップが出るそうです。

ところが、いつも金木犀を採らせていただいているところで熊が出るということで、今年はまだ販売できていないとのこと。

秋の訪れを象徴する花と香りがシロップになる、それだけで興味がわいてきますね。

雑貨もあつかっています

ポストカード、アクセサリー、スマホケース、流木、置き物などの雑貨もあつかっています。

ラジカセがあったので、

「あ、レトロなラジカセも売ってるんだ。でも小さいな?」

と思ったらこれは革製品でカセットの部分はパスケースになっているようです。
ほかにも、棚の右下に並んでいるヨガをする骨といったコミカルなものは私のツボでした。

こちらには猫の形をした「ぐいにゃみ」なるかわいらしいぐい呑みも。
水くらげの文鎮というのも面白いですね。

流木の置いてある棚の上に掛かっている剥製は、さすがに売り物ではないと思います。
売り物だとしても買える人はなかなかいないと思いますが……。

東林間の隠れ家的カフェです

営業は木・金・土・日の週4日、座席はカウンター5席、駅からはちょっと遠い小さなカフェですが、実に個性的なお店です。
何より目玉のパウンドケーキがおいしいし、そのほかのケーキもおいしそう。不思議な雑貨もあります。

店名が「小雨ぱうんど」なので、雨の降る日でもこんなカフェがあったらちょっと外に出てみようかな?パウンドケーキを買いに行こうかな?という気になりそうです。

日常に添えるいろどりが少し豊かになりそうな、そういうお店を知っている生活はなかなか乙なものですよ。

散歩の寄り道に、雑貨を探しに、おいしいケーキをお目当てに。
ちょっと不思議な隠れ家的カフェを、あなたのお気に入りにしてはいかがでしょうか?

小雨ぱうんど
住所:神奈川県相模原市南区東林間3-18-3川島壮106号室
アクセス:小田急線「東林間」から徒歩約10分
TEL:080-7563-0101
営業時間:木曜日-日曜日 11:00-18:00
定休日:月曜日、火曜日、水曜日、祝日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。