相模原市双葉の、のんびり散歩にピッタリな「水道みち緑道」

子どもがひとり歩きをはじめたころ、水道みち緑道をよく利用しました。

車通りがないため心置きなく散歩を楽しめて気持ちがよく、ストレスの発散にもなるスポットですよ。

水道みち緑道は、相模原市南区双葉や、麻溝台にまたがっています。

近隣にはドラッグストア、スーパー、郵便局、病院があります。少し足を伸ばせば、たまご街道もあるので、おでかけのついでに立ち寄るのもオススメです。

「水道みち」とは?

水道みち緑道には、実際に水道管が埋められています。津久井から取水し、44キロメートル先の横浜へ水を送る水道です。

相模原市南区双葉は、津久井にある三井用水取入所からちょうど20キロメートル地点。なかなか壮大ですね。

水道みち緑道自体は、上鶴間から麻溝公園まで続いています。

ただし、在日米軍の相模原住宅があるため、水道みち緑道は上鶴間側と双葉側で分断されているような状態です。

お散歩・ウォーキングにぴったりの緑道

水道管が通っているため、人と自転車しか通れない水道みち緑道。

周辺は道の狭い住宅地ですが、緑道に入ると突然視界がひらけます。アスファルト部分の道幅も車一台分くらいあって広いです。

緑道の脇には芝生や植え込み、花壇などがあります。周囲は車が通らない住宅地のため、子どもがちょろちょろっと脇道に反れても安心して見ていられます。

周辺には高い建物も少なく、青い空がとても気持ちいいです。

駅から離れた場所にあるからか、忙しく行き交う人はあまりいません。ジョギングをする人もいますが、たいていがのんびりと散歩をする人で、ゆったりとした時間が流れています。

季節の草花を愛でられる

四季の移り変わりを感じられるのは、お散歩の醍醐味です。緑道には自治会などが管理する花壇もあり、季節の変化を感じられますよ。

春は水仙や桜、梅雨時はあじさいと、お花が好きな方にもオススメです。この日は緑道の各所で秋桜や菊が咲いていました。

「秋桜はピンクだけじゃなくて白やオレンジがあるんだ」「菊ってよく見るとかわいいな」など、小さな発見がたくさんあります。

子どもと一緒に歩きながら、「これはピンクだね」「このお花はいい匂いがするよ」など、会話を楽しむのもいいですよね。

わたしの子どもは春になると、緑道沿いにあるタンポポの綿毛を見つけ、飛ばして遊んでいました。自然にさりげなく触れられるのはいいですね。

休憩にもオススメ

緑道には所々にベンチがあります。日常でも、近所の方がちょっと座ってお茶を飲んでいたり、子どもがおやつを食べていたりするのを見かけます。

植え込みの奥にベンチがあるため、人の視線が気になりにくいのもいいところ。

ベビーカーでやってきた親子がシャボン玉をして楽しむ姿などもあり、ちょっとした遊び場として利用している人もいます。

すべり台などの遊具も各所に

緑道沿いには遊具が点在しています。

跨いでゆらゆら揺れるタイプの遊具や、定番のすべり台など、種類はさまざまです。

遊園エリアもあり、そこには砂場や大きめの遊具もあります。

先々に遊具が点在しているので、その場にいるお友達とうまく遊べなくても「あっちで遊ぼう」と言えるのは、小さな子どもを育てていてとても助かりました。

遊具は設置された年代が違うのか、古さやデザインはまちまちです。

「昨日はあの遊具で遊んだけれど、今日はこの遊具で遊ぼう」など、同じエリアでありながら多様な遊び方ができるのもいい点だなと思います。

新たな出会いに期待

取材を終えようとしたとき、緑道からすぐのところに地元野菜やパンなどを売っているお店を発見しました。

今までもこの道を通ったことがありますが、そのときは気がついていなかったようです。

立ち寄ってみると、サンドイッチ、お惣菜パン、菓子パンなど充実した品揃え。ここでおやつを買って食べるのも、緑道散歩の楽しみになりそうだなと思いました。

何度も歩いている道ですが、まだまだ新たな発見に出会えそうです!

水道みち緑道
住所:神奈川県相模原市南区双葉2丁目付近
交通:小田急線「小田急相模原駅」徒歩25分、神奈中バス「水道道下車」徒歩1分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。