相模原市の花といえば、あじさい!あじさいが「市の花」に選定されていることをご存知でしょうか?
市制20周年にあたる昭和49年に、市民に愛され、緑と太陽のまちにふさわしい市の風土に適したものとして、あじさいが市の花に選ばれたそうです。
市内のあじさいの名所といえば、緑区の「相模原北公園」、南区の「相模原麻溝公園」が有名です。
なかでも相模原北公園では、毎年見頃を迎える6月に、約200種1万株のあじさいの花を楽しむことができます。
どちらの公園も最寄り駅からは離れていますが、駐車場もあるので、あじさいの季節に訪れてみてくださいね。
約2kmにわたる「あじさい通り」
中央区には、「あじさい通り」と呼ばれる通りがあります。カーナビやGoogleMapを使っているときに、「あじさい通り」という文字を目にして、ずっと気になっていました。
わが家は車で通る機会があるのですが、あじさいの咲く時期に行ったことがなかったので、見頃を迎えた6月中旬に訪れてみました。
「あじさい通り」は、南橋本青葉線という道路の「清新7丁目」交差点から「上中ノ原」交差点までの約2㎞にわたる通りの通称です。
今回は、自転車で往復してみました。
清新7丁目交差点からスタート!
あじさい通りのスタートは、「清新7丁目」の交差点です。
「あじさい通り」と書かれた標示板があります。
街路樹のイチョウの木の下に、あじさいが植えられていました。
少し進むと、通りに沿って色とりどりのあじさいが咲いていました。
車から見ても十分に楽しめますが、品種も色もさまざまなので、自分好みの花を探して歩いてみるのも楽しいと思います。
思わず足を止めて、写真を撮りたくなる美しさです。
あじさい通りは、大きな工場や流通センターのある地域です。車やトラックの通行や出入りが多いですので、注意して楽しんでくださいね。
まだまだ続くあじさい
さらに進んで行くと、JR相模線の踏切がありました。
まだまだあじさい通りは続きます。
あじさいの花は、交差点付近やお店や住宅街の前など、途中で途切れる場所もいくつかありました。
景色を見て、「あじさい通りは、ここで終わりかな?」と思うこともありましたが、少し進むとまたあじさいが見られます。
あじさい通りの終点は、「上中ノ原」の交差点です。
目の前には「上中ノ原団地」や、スーパーマーケットの「公正屋」がある場所です。
この辺りまで進むと、あじさいの名所である「相模原北公園」も近いので、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。
バスでも行ける!
あじさい通り沿いには、いくつかのバス停がありました。
その中で、「あじさい通り中央」というバス停を発見!
その名の通り、約2kmにわたる「あじさい通り」のまん中くらいの場所にありました。
調べてみると、「橋本駅南口」から「下九沢団地行」のバスが出ているようですが、本数は1時間に1本だったので、予め時間を調べて行くことをおすすめします。
この「あじさい通り中央」バス停付近のあじさいが、ボリュームがあって見応えがありました。
2kmすべて歩くのは大変という方は、この付近を散策すると、美しいあじさいが楽しめます。
バス停の目の前には、スーパー、ドラックストア、ダイソーなどが入る「ザマーケットプレイス」もあったので、バスを待つ時間にお買い物もできます。
毎年楽しみたいあじさい通り
あじさいの咲く時期に初めて訪れましたが、予想以上にたくさんのあじさいを見ることができました。
車で通っても雰囲気を味わえますので、毎年通ってあじさいを楽しみたいなと思いました。
みなさんも、梅雨の時期にお近くに訪れることがあったら、「あじさい通り」に寄り道してみませんか?
あじさい通り
住所:神奈川県相模原市中央区下九沢付近
アクセス:JR相模線「南橋本駅」から徒歩約10分 または、 JR横浜線「橋本駅」よりバス約10分※「あじさい通り中央」バス停までのアクセス