今回は、相模原市南区の大沼神社を紹介したいと思います。小さな道路に面しているため参拝者は少ないですが、実は穴場スポットでもあるんです。ぜひ最後までご覧ください。
近くではお祭りも!?威厳があって趣を感じる神社
大沼神社は、バス停「大沼神社前」から徒歩約1分の場所にあります。
なお、私が訪れた7/27日は隣の大沼神社こども広場でお祭りが催されていたため、この大沼神社にも多くの人たちが来ていました。
鳥居をくぐり、本殿につながる一本道を歩いていると、さっそく二匹の狛犬が出迎えてくれました。
二匹のうち一匹しか映ってないので、全体的に見えるようにすると…
内側から撮影した鳥居とよく似合っていますね!
さらに奥に進んでみます。すると、もう二匹の狛犬と本殿が見えてきました。
画像中央に、橋のようなものが見えます。水で満たされているかと思いきや、水は干上がっており雑草が生い茂っていました。
また、奥のほうに本殿も見えます。さっそく行ってみましょう。
橋を渡る前に、このような注意書きもあります。また、画像左側のお堀に雑草が生えていることも確認できます。ただ、いつも水がないかというとそうでもなく、雨天時はもちろんのこと天気のいい日でも水が張ってあることは多いそうです。
これでは、注意書きの文中に書いてあるような生き物も生息できなさそうですね。
ですが、このようなことが書いてあるということは、昔は水がたっぷりとあったことが予測できます。
そしてお堀の内側に入ると、大きな御神木がありました。
高さがあったため、全体を映すことは不可能でしたが、非常に厳かでした。
そして、周りをお堀で囲まれた本殿が姿を現します。
歴史の深い神社ですが、全体的にきれいな印象ですね。
なお本殿の脇にベンチがあるので、疲れた場合はそこで一休みすることをおすすめします。
ここまで大沼神社をざっと紹介しましたが、非常に見どころがたくさんある神社ですね!
次に説明する大沼神社の歴史について学んでから訪れると、さらに楽しめること間違いなしです。
大沼神社の歴史
ここからは、大沼神社の歴史について見ていきましょう。
この神社は歴史が深く、1736年に創建されました。というのも、この神社がある相模原市は比較的歴史が浅く、1736年に建てられたというのは市内でもトップクラスの歴史だそうです。
また、祭神は女性の神様である市杵島姫命だそうです。そのため、カップルや夫婦でこの神社を訪れると、神様がやきもちを焼いて良いことがないそうなのでご注意ください。
この神社が創建されて間もないころは「大沼弁財天」と呼ばれており、明治4年に「大沼神社」と名前が改められました。
そして今から約50年前の昭和45年に再建され、現在の大沼神社が建てられました。
季節ごとの見どころ
最後に、季節ごとの見どころを紹介したいと思います。
今回のように、7月末に訪れた時は隣の広場でお祭りをやっていたものの、神社そのものはいつもどおりでした。この時期は全体的に活気があって良いと思います。ただ、神社周辺に茂みや緑地があるため虫刺されなどには注意が必要です。
そして、最もお勧めできる時期が4月です。この時期は境内の桜がきれいに咲くことに加え、4月上旬に春祭りが催されます。大沼神社の神様は水の神様なので、大沼の人々が水害に遭うことなく、水の恵みを享受できるようにという願いをこめて4月のこの時期に祭事がおこなわれます。
さらに9月には、「例大祭」と呼ばれる秋祭りもあります。
1月にどんと焼きが行われ、2月には初午際もあるので、ぜひいろんな季節にこの神社を参拝することをおすすめします。
また、神社の周りにはテニスクラブや緑地などの施設もあるので、そちらもあわせて訪れることを検討してみてはいかがでしょうか。
大沼神社
住所:神奈川県相模原市南区東大沼2丁目10-5
交通:① JR横浜線「古淵駅」徒歩約25分
② 神奈川中央交通 系統番号「古09」大沼神社駅前から徒歩約1分
連絡先:042-751-1138
営業時間:24時間営業
定休日:なし
駐車場の有無:あり