相模原駅徒歩10分!歴史が感じられて子育て地蔵もいる「氷川神社」

ぽかぽかとおだやかな陽気の日は、どこかへお出かけしたくなりますよね。

商業施設などもいいですが、せっかくならゆったりと落ち着けるところへ行きたい……!

「そういえば相模原駅から少し足をのばした先に神社がある!」と思い出したので、お休みの日に氷川神社へお参りに出かけてみました。

相模原駅から徒歩10分。初詣時期にはたくさんの人でにぎわう由緒ある神社です

JR横浜線相模原駅より橋本駅方面に10分ほど歩くと、住宅街の一角に緑の生い茂る敷地が見えてきます。

氷川神社は、市内有数の歴史ある神社です。
お正月にはたくさんの人が訪れてとてもにぎわっていますが、祭事のない日中には参拝客はあまりなく、落ち着いた雰囲気でした。

鳥居をくぐり境内に入ると、木々の鮮やかな緑と吹き抜ける風が心地よく、荘厳な空気を感じます。

氷川神社の御祭神は「素盞嗚尊(スサノヲノミコト)」。

伊勢神宮の御祭神「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の弟神といわれています。

商売の神、お祓いの神などで知られており、交通安全、厄除け、家内安全などのご利益で有名です。

手水処には、安政3年から使用されているという石水盤が!

参拝の前に、まずは手水舎へ。
現在はコロナ対策のため、柄杓は撤去されています。

この手水舎の石水盤は、なんと安政3年(1856年)に寄付されたものを現在も使用しているそうです。

150年以上使用されているなんて、歴史を感じますね……!

ニ礼、二拍手、一礼で参拝!

拝殿の前では、見事な狛犬が出迎えます。
お賽銭箱まで足を進めると、参拝手順が書かれている看板がありました。

神社によって作法が違うこともあるので、手順が書いてあるとわかりやすいですね!
看板にある通り、「二礼、二拍手、一礼」で、お参りしました。

赤い鳥居をくぐった先には、末社 福徳稲荷大神

本殿の隣には、赤い鳥居が目を引く福徳稲荷大神があります。

昭和27年に建てられた祠を昭和45年に新築。さらに平成7年に改築されたそうです。

鳥居は2022年に新たに1基奉納されて、現在は10基。(2022年9月現在)

赤い鳥居をくぐるだけで、とてもおごそかな気持ちになりますね。

無病息災や安産祈願に!子育て地蔵

福徳稲荷大神の隣には、弘化3年(1847年)に建立したというお地蔵様があります。

子どもができないことに悩んでいた百姓が願をかけたところ、その後子どもを授かり、すくすくと成長したことから、子育て地蔵とも呼ばれているそうです。

もともとは南橋本にまつられていたところを、昭和20年頃に現在の場所に移築してきたという歴史あるお地蔵様です。

日本では、安産祈願は戌の日にお参りすると良いという風習があるそうですよ。

犬(戌)はお産が軽く、たくさん子どもを産むことにあやかっているのだとか。

出産を控えている方は、戌の日に合わせてお参りするのもおすすめです。

事前予約で御祈祷を受けられます

七五三詣、厄除け、合格祈願など、氷川神社では一般の方でもご祈祷を受けられます。
御祈祷初穂料は1件、五千円か一万円。

願いごとがある、今年は厄年……など、人生の岐路にはご祈祷やお祓いを受けてみてはいかがでしょうか。

月ごとにデザインが変わる御朱印

氷川神社では、御朱印をいただけます。
月参り御朱印は、毎月違ったデザインになっているそうですよ。

また、季節に応じた期間限定の御朱印もあるそうです!

縁結びや鯛のモチーフなど種類がたくさんあるおみくじ

神社といえばおみくじも欠かせませんね。

普通のおみくじや縁結び、また鯛や傘、アマビエのモチーフなど、種類が豊富にあり迷ってしまいました。

悩んだ結果普通のおみくじを引くことに……。
結果は……「大吉」!

お参りの際は、ぜひみなさんもおみくじを引いて、現在の吉凶を占ってみてくださいね。

御祈祷や御朱印集めにも。歴史ある氷川神社に足を運んでみませんか?

住宅街の中にある神社ですが、緑豊かでおだやかな空気の流れに、喧騒を離れてほっと一息つける場所です。

参拝というと初詣が一般的ですが、晴れた日には由緒ある氷川神社をお参りしてみてはいかがでしょうか?

氷川神社
住所:神奈川県相模原市中央区清新4-1-5
アクセス:JR横浜線「相模原駅」から徒歩10分
     JR相模線「南橋本駅」から徒歩15分
    神奈川中央交通バス「氷川神社前」下車徒歩2分
営業時間:9:00-16:00(閉鎖時間は状況により変更の場合あり)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。