大凧まつりの歴史を振り返る!下溝「相模の大凧センター」

毎年5月に開催される、相模原市内でも規模が大きい「大凧祭り」。そのお祭りを語り継ぐために、歴代の大凧の展示や歴史を振り返れる博物館があるのをご存知ですか?

目玉である大凧は12.1m四方、88畳もあり迫力満点!今回はそんな相模の大凧センターをレポートしていきます。

道路沿いのかわいいキャラクターが目印!

大凧センターは道路沿いにあり駐車場も完備されているので、車で向かうのがおすすめです。駅からも徒歩圏内なので、交通機関を使っても向かうことができます。

道路を走らせていると、オレンジの旗にかわいらしいキャラクターが!
これは相模原市マスコットキャラクター「さがみん」。市制施行60周年記念として作られたキャラクターなんですよ。
さがみんを目印に、駐車場に車を止めていきます。

大凧センターがある建物は、新磯ふれあいセンターと新磯こどもセンターが併設されています。
ふれあいセンターには、大広間やマシンなどが置いてある機能回復コーナーやお風呂施設までそろっていて、地域の方々が交流されています。
大凧センター目的の方だけでなく、交流目的の方もいらっしゃいました。

中に入ると目の前に相模の大凧が!

さっそく中に入ってみると、いきなり大凧がお目見え!目の前で見ると、その迫力に圧倒されます。写真で何回か凧揚げの様子を見たことがありましたが、間近で見るとまた違った迫力を感じます。
これほど大きな凧をあげるのは、ものすごく大変なんだろうなと思いにふけってしまいます。

取材も何件か来ているみたいで、近くにはサインが飾られてました。

世界各地の凧の見学もできます

博物館の中には、相模の大凧だけでなく歴代の凧が展示されています。
凧というと、四角くて昔ながらの絵柄や文字が書いてあるイメージでしたが、飾られているのは形や絵柄もさまざまで、オリジナリティあふれる作品がたくさんありました。

1階だけでなく、2階にも凧の展示が敷き詰められています。
こちらは大きい凧の展示もあって、また違う味わいがあります!1階とは違い、間近で眺められるのも魅力です。

一見すると凧なのか…?と目を疑うほど個性的な作品も!

こちらは龍を表しているのでしょうか…?お祭りの飾りのようでなんともステキですよね!

凧の展示は、日本のみならず世界中の凧も展示してあります。近くは中国から、遠くはヨーロッパまで。
凧文化は日本独自のものと思っていましたが、こうして見ると世界各国に独自の凧文化が根付いているのがわかりますね。

世界各国の凧がたくさん見られるのでとても興味深いです!世界の凧の方が、日本よりカラフルな印象を持ちました。

そして、目玉である相模の大凧は2階からも見られます!

吹き抜けになっているので、大凧を間近で見ることができます。相模の大凧、下から見るか、横から見るか…。
どちらからもそれぞれの魅力があり、ずっと眺めていられます!

歴代の大凧のミニサイズ版の展示があります。今年の大凧である「稀風」も、しばらくしたら飾られるのかと思うとわくわくしますね。

大凧の歴史を振り返る資料もたくさん!

大凧センターでは、凧の展示だけでなく大凧の歴史を学ぶことができます。
こちらは大凧の始まりを紹介する資料の展示。

大凧をあげる方々が着る法被(はっぴ)なども見学できます。

大凧の制作〜旗揚げを再現しているミニチュアがあり、大凧をより深く知ることができます。

相模の大凧を始め、世界各地の凧や大凧の歴史を振り返ることができる相模の大凧センター。大凧祭りについて深く知りたい!と思った方は、ぜひこちらの大凧センターを訪れてみてくださいね。

相模の大凧センター
住所:神奈川県相模原市南区新戸2268-1
アクセス:JR相模線「相武台下」駅から徒歩約10分
電話:046-255-1311(れんげの里あらいそ)
営業時間:9:00-18:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。