相模大野で昼間から堂々と日本酒を楽しむ「酒楽祭」

4月末にこのようなポスターを相模大野で見かけました。

そういえば去年もこういうのやってたっけ。
昼間から堂々と日本酒を楽しめるとはステキなイベントだな〜と思っていたんですよ。

でも気がついたら終わった後だったので残念に思っていましたが、今回はちゃんと事前に気がついたのでぜひ行ってみたいと思っていました。

というわけで今回は相模大野のコリドー通りで開かれた酒楽祭に参加してきたので、その様子をご紹介します。

まずは受付をしましょう

事前購入しておけば500円券が付いてくるのですが、私はうっかり忘れてしまったので当日券で入場。
券種は5,000円で試飲放題と1,000円で3杯の2種類。
私はいろいろ飲んでみたいので5,000円券の方にしました。

受付でもらったパンフレットには会場内地図と参加している酒蔵、さらに出店している相模大野の飲食店のリストが載っています。これを見て計画的に回れば効率よく楽しめます。

そしておちょことリストバンドのほかに、お水の引換券をもらえるのがありがたいですね。
お水を飲んでアルコールを中和しながら楽しめる、実に配慮の行き届いたイベントです。

コリドー通りのセブンイレブンが引換所になっているので、先に交換してから回る方が面倒がなくていいですよ。

もちろん気に入ったお酒があれば購入することも可能。
早めに買わないと売り切れてしまうこともあるので、パンフレットで気になるところをチェックしておくのがいいと思います。

それでは日本酒を楽しみましょう

「若者の日本酒離れ」という言葉もありますが、実に賑わってます!
もちろん若者よりも30〜40代以上の方が目立つ印象もありましたが、若い方々も意外と参加していましたよ。

正直なところ、最初はどうやって回ろうか悩んでいました。でもあれこれ考えるよりも、端から順番に回っていくのが一番わかりやすいよねという結論に。
というわけで目標は「22件全部のブースを回る」に決定。さて、全部回れるかな?

せっかくだからここぞとばかりにお高そうな純米大吟醸からスタートしてみましたが、流石に口当たりもいいし香りもいいですね!
一口に「純米大吟醸」と言っても酒蔵ごとに個性が違うのが面白いところ。

そして「夏限定」の日本酒を持ってきている蔵が意外と多かったのも面白いです。
これから夏になるので、この夏限定の日本酒をキリッと冷やしてキュッと飲む。想像しただけで楽しくなってきませんか?

さて、半分くらい回ったところで意外と酔っている自分に気がつきました。
一応、自分でも気をつけて水を飲んで中和しながら回っていましたが、無理しても面白くないのでこの辺で一旦休憩を取りましょう。

酒楽祭は相模大野の飲食店からも17件ほど出店しているので、せっかくだから少し腹ごしらえもしておきたいですね。
でもどれにしようか迷ってしまうのが贅沢な悩みでした。

出汁がじんわり沁みる肉おでん

こちらはビストロおでんよながさんの肉おでん。
具材はソーセージ、すじ肉、手羽元で食べ応えがありました。

何より日本酒で酔いの回った体には、おでんの出汁がじんわりと優しく沁み渡ります。
お水を飲みながら日本酒を楽しむのも正しいのですが、それだけだと何か物足りない気がしてきます。
そんなとき、おでんの出汁が塩分も運んできてくれて体の足りないものを補ってくれるわけです。

自分で選んでおきながら何ですが、ベストチョイスでした。

ラベルを見るだけでも面白い

もちろん日本酒の中身が一番重要なのですが、中身に至るまでに選ぶ決め手は何でしょう?

人それぞれポイントは違いますが、私は「見た目」で判断するのも悪くないと思っています。
デザインもシックなものからポップなもの、または全く日本酒らしくないものまで、それだけ見たら「え、日本酒なの?」と思えるようなデザインが意外とあるんですよ。

酒蔵ごとに様々なデザインのラベルがあるので、見てるだけで何となく味わいを想像できるというのは中々重要なポイントではないでしょうか。
そしてお気に入りのラベルの日本酒があれば、部屋に飾っておいても楽しめるかもしれませんよ?

というわけで、ラストオーダー前の16時すぎに全ブースを回ることに成功しました。
さすがにだいぶ酔いましたね〜。
本当は各酒蔵で3種類の日本酒を用意しているので、それら全部を制覇したいと思ったんですけどね。

でもそこまでやったらたぶん倒れてしまいますし、せっかくおいしい日本酒を堪能したのに苦い思い出になっては意味がありません。
だからこれでちょうどいいと思います(それでもだいぶ飲みましたが)。

私が気になった日本酒はこちら

  • 桂月 CEL24純米大吟醸 50

甘めでフルーティ、後味はあまり口に残らずちょっと酸味あり

  • 西之門 純米大吟醸 美山錦R酵母仕込み

酸味はあるが白ワインのような味わい、バランス良し

  • 酔鯨 TOSAGURA Craft series あまね

辛口でジューシー、でもスッキリベタつかない

  • 刈穂 山廃純米辛口

ラベルの「超辛口」の通り、後味が口に残らないほどのキレ

都内などでこういったイベントはありそうですが、地元の相模原市でやってるというのがまたステキですね。ふらりと寄って、すぐ帰れますから。
おかげで心地良い酔いと共に帰宅できました。

でもやっぱり結構酔っていたみたいで、4つのうちのどれかを買って帰ろうと思ったのに買わずに帰ってしまいました。

会場にはこのような張り紙もしてありました。
泥酔というほど飲んではいませんけどね、気をつけます……。

今後開催の際には、ぜひ足を運んでみてくださいね!

酒楽祭
開催地:相模大野コリドー通り
アクセス:小田急線相模大野駅徒歩約1分
開催日:2025年5月25日
開催時間:一部 11:30-14:00(L.O. 13:30)
二部 14:30-17:00(L.O. 16:30)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。