思わず散策したくなる、自然の地形を活かした「田名大杉公園」

「田名大杉公園」は、ふらりと立ち寄った先で思いがけず出会った自然豊かな公園です。
きっかけは、隣接する「相模田名民家資料館」を訪れたこと。

資料館の入口付近にある小さな公園だと思っていたのですが、実際に足を踏み入れてみると、奥へと続く空間には木々が広がり、どこか懐かしい雰囲気の不思議な魅力のある場所でした。

今回は、そんな田名大杉公園についてご紹介します。

「相模田名民家資料館」に隣接する公園

田名大杉公園は住宅街の中にありながら、昔ながらの風景を残した自然豊かな公園です。
アクセスは田名バスターミナルから徒歩約5分。相模田名民家資料館を目指して向かえば、迷うことはありません。

資料館と公園は隣接しているため、セットで楽しめるのが魅力のひとつ。
資料館は、明治から昭和にかけての田名地域の養蚕農家の姿を伝える木造民家の施設です。
生糸生産のために蚕の飼育に使っていた農具や、当時の生活用品が展示されています。

相模田名民家資料館といえば、毎年2月初旬から3月の桃の節句におこなわれる「ひな人形展」が地元では有名で、以前当サイトでも紹介させていただきました。

私はひな人形展しか知らなかったのですが、今回ゴールデンウィークに訪れたところ、「五月人形展」が開催されていました。
館内いっぱいに並ぶ立派な五月人形や鎧、兜は迫力があり、思わず見入ってしまうほど。
季節ごとの展示が楽しめるのも、この施設ならではの魅力だと感じました。
ひな人形展とあわせて、五月人形展も毎年実施しているそうなので、タイミングが合えばぜひ訪れてみてくださいね。

資料館の外には風になびく鯉のぼりの姿も!
公園側からもその様子を眺めることができ、思わず写真を撮りたくなる風景でした。

遊具のある広場

資料館を出ると、そのまま公園へとつながっています。
目の前に広がるのは、遊具が設置された広場。最近の公園ではあまり見かけなくなった、どこか懐かしさを感じる遊具もありました。

このエリアには2種類の遊具のほか、ベンチや手洗い場もあり、子ども連れでも安心して過ごせる空間でした。

ベンチは園内の各所に点在しているため、ちょっと腰を下ろして休憩したいときにも困りません。
木々に囲まれているため、ちょうどいい木陰もありました。

自然の地形を活かした公園

田名大杉公園は、コンパクトな敷地ながら起伏に富んでいて、歩いているだけでもちょっとした探検気分を味わえます。

坂道や段差があり、子どもならこの地形を活かしてかくれんぼをしたり、走り回ったりと、思いきり遊べそうです。
ぐるりと一周するだけでも、新しい発見がありそうな場所でした。

ふと足を止めると、とても大きな切り株も見つけました。かつてここにあった木の存在を感じさせる印象的な風景のひとつでした。
公園を訪れた際は、ぜひ探してみてくださいね。

カメも発見!「大杉の池」

公園の入口付近には、「大杉の池」と書かれた池がありました。
池は道路側からも見ることができます。

静かな池をのぞき込むと、2匹のカメを発見!

この日は絶好の甲羅干し日和。
仲良く寄り添うカメの姿を見ると、なんだか心が和みます。

池のそばには鳥居と祠があり、「辨財天」と記されていました。調べてみると、「弁財天」のことのようです。水の神様なんですね。

池と鳥居のある公園は、どこか神聖で、静かな時間が流れているように感じられました。

大きな公園ではありませんが、自然豊かでどこか懐かしい雰囲気を感じる田名大杉公園。
相模田名民家資料館とあわせて訪れることで、より深くこの地域の魅力を感じることができました。

また、公園の向かいには「相模原市立田名こどもセンター」もあったので、お子さん連れでも過ごしやすい環境が整っています。
気になる方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

田名大杉公園
住所:神奈川県相模原市中央区田名4978-1
アクセス:JR横浜線「淵野辺駅」またはJR相模線「上溝駅」から「田名バスターミナル」行きバス、終点下車徒歩約5分
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。