今回は、相模原市にある数あるパン屋さんの中から、意外と知られていない穴場のパン屋さん「麦の穂」をご紹介します。
市の施設の中にある隠れたパン屋さん「麦の穂」

相模原市中央区の淵野辺公園の近く。相模原市立障害者支援センター松が丘園内の一角に、地域の人に親しまれてるパン屋さん麦の穂があります。
大きな看板がある訳ではないので、車では気づかずに通り過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか。

お店に入ると目の前にレジがあり、スタッフさんが温かく迎えてくれます。
奥へ進むと、20種類ほどのパンが丁寧に並べられていました。
店内には日の光が入り明るく広々としているので、パン屋さんにありがちな狭さや混雑した印象はありません。
入口も広くスロープになっているので、ベビーカーでも車椅子でも入りやすく、ゆったりとパンを選ぶことができます。
どんな方でも落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりパン選びを楽しめるのはうれしいですね。
素朴でおいしいこだわりの手作りパン

棚には、惣菜パンと菓子パンがバランス良く並んでいました。
ピザパンやツナオニオンパンなど、ランチにピッタリなボリューミーなものから、メロンパンやシナモントーストなど、甘い菓子パン系も。その日の気分に合わせて選ぶこともできます。

どれもリーズナブルで手作り感のあるものばかり。そして素朴でどこか懐かしさを感じ、思わずいくつか試したくなるラインナップでした。
スタッフの方に伺うと、トースト以外のパンは、お店で作られた焼き立てをすぐ出しているのだそうです。とくに人気があるのは、食パンやあんぱんなど定番のパンなんだとか。

お店のパンは天然酵母を使い、材料にもこだわって作られています。子どもでも安心して食べられる優しい味わいなのも、母親としてはうれしいポイントです。

パンの他にもラスクやクッキー、ハーブティーなども販売されており、ちょっとしたおやつや手土産として選ぶのも良さそうです。

どれもおいしそうで迷いましたが、今回私が選んだのは「塩バターパン」。
シンプルな見た目のパンですが、もっちりした生地にバターがじんわり染み込み、優しい塩気がアクセントになっています。口に入れるとバターの香りがふわっと広がり、飽きのこない味わいであっという間に食べてしまいました。

子どもたちが選んだのは、「ウインナーパン」と「ハムチーズパン」。
よほどおいしかったのか、私が気がついた時にはすでに食べ終えてしまっていました。

店内には、パン作りのこだわりが書かれた黒板もありました。
富士山の溶岩を使った窯で焼いているそうで、遠赤外線効果によってふっくらおいしく焼き上がるのだそうです。
焼き上がりの時間も書かれているので、焼きたてパン目当てに訪れる楽しみもありますね。
次回は、定番人気のパンも今度購入してみようと思います。
ゆったり過ごせるイートインスペース

店内にはテーブル席のイートインスペースがあり、購入したパンをその場で楽しむこともできます。コーヒーも購入できるので軽食やランチにおすすめです。
イートインスペースの窓からは外の景色が見え、外には桜の木が並んでいます。
訪れた日はまだ桜の季節ではありませんでしたが、きっと春になればパンを食べながらお花見気分が楽しめることでしょう。
就労支援として地域に開かれたパン屋

実はこちらのお店は、障がいのある方の就労を支援する施設の一環として運営されているパン屋さんです。
利用者さんと職員の方が協力して、毎日丁寧に一つひとつ作っています。そして、地域の人々が気軽にパンを買いに訪れることで、自然と地域とのつながりが生まれています。
地域の人に寄り添う温かいベーカリー「麦の穂」。ベビーカーや車椅子の方にも利用しやすい環境が整えられており、誰もが安心して訪れることのできるやさしい場所でした。
就労継続支援B型事業ベーカリー麦の穂
住所:神奈川県相模原市中央区松が丘1−23−1 相模原市立障害者支援センター松が丘園1F
アクセス:JR横浜線「淵野辺駅」からバス約10分「淵野辺公園」下車すぐ
TEL:042−758−2121
営業時間:10:00-15:30
定休日:土日祝日
駐車場:なし
























