今回紹介するのは、JR相模線下溝駅から歩いて0.2km先の県道沿いにある見晴らしのよい「三段の滝 展望広場」です。

下溝駅からまっすぐ県道に沿って歩いていくと、信号が見えます。その信号を渡ると、「三段の滝 展望広場」の入口に着きます。駅から3分で到着しました。
下溝駅からアクセス良好。ウッドデッキから眺望を見渡せる「三段の滝 展望広場」

「三段の滝 展望広場」は相模原散策路の途中にあり、入口に「三段の滝 展望広場」と書かれた柱があるため、すぐにわかるでしょう。入場料金は無料です。

「三段の滝 展望広場」は入口の高さからの眺望がとてもステキです。柱が立っているところが一番高さがあり、そこから広場に向かってどんどん階段を下っていきます。
展望台はウッドデッキになっていて、180度のパノラマで相模川や大山などの美しい景観を見渡せますよ。また、風を感じながら、遠い対岸の風景も見渡すことができます。

階段を降りると、芝生の広場が広がっています。ベンチもいくつかあり、公園のようにきれいに整備されています。
また、階段を下った先には「相模原八景」のモニュメントがありました。モニュメントは全部で8つあるみたいです。丸い形をしていて鳥のマークが描かれています。散策して8つのモニュメントを探してみるのもいいかもしれません。

さらに先に進むと、散策路の方向を示す球体のサインや相模川散策路総合案内板が設置されていました。散策のコースが描かれているので、案内板を見るのも楽しかったです。


「三段の滝 展望広場」はいつもたくさん人がいて混み合っているというわけではないので、のんびりゆったりとした時間を過ごすには、うってつけな場所です。天気に恵まれている日には、ピクニックなんかにもちょうどいいと思います。
取材に行った際は、レジャーシートを持ってきている人やお弁当を持っている人がいました。そのため、お一人様でもカップルでも、家族でもみんなで楽しめる場所だと思いました。
また、鳥の観察のためにカメラや望遠鏡を持ってきている人や釣りをしている人もいました。

サイクリングコースでもあるので、自転車で走ったり、散歩、犬の散歩、ジョギングなどさまざまな楽しみ方がありそうです。取材時は冬だったので、見ることはできませんでしたが、春の桜の時期や秋の紅葉の時期にも良い、リフレッシュできる場所だと思います。
歩き進めて三段の滝へ
そのまま、歩いていくと三段の滝に差し掛かります。橋には「新三段の滝橋」と書いてありました。

人工の滝ですが、水流が多く、とても迫力があります。水の匂いや大きな滝の音に心が癒されます。ダムが好きな人にとっては必見の場所ではないでしょうか。橋を渡りながらマイナスイオンを浴びることもできます。

また、「三段の滝 展望広場」からは、天気が良いと、大山や三峯山といった、26箇所の山々を見ることができます。「三段の滝展望広場からの眺望」と書かれた案内板があるので、双眼鏡を持ってきて、山々を観察するのも楽しいかもしれません。

私は15時ごろに行ったのですが、当日は天気がよく、きれいな風景を堪能できました。夕方あたりは夕焼けがきれいです。一つ気を付けるとしたら、街灯がなく、夕方以降は真っ暗なので注意が必要です。
「三段の滝 展望広場」には下溝駅や神奈中バスのバス停も近いので公共交通機関でもお越しいただけます。車でお越しの方は近くのパーキングに停める必要があります。階段があるので、自転車の人はサイクリングコースから「三段の滝 展望広場」まで下っていくのをおすすめします。
また、「三段の滝 展望広場」にはトイレがなかったので、三段の滝下流にある公衆トイレを使うのがよいでしょう。
ぜひ実際に「三段の滝 展望広場」に訪れて、180度の眺望を堪能してみてはいかがでしょうか?
三段の滝 展望広場
住所:神奈川県相模原市南区下溝
アクセス:JR相模線「下溝駅」から徒歩約3分
営業時間:24時間営業
定休日:なし