普段は通らない住宅街の道路を自転車でのんびり走っていたところ、思いがけずステキな公園を見つけました。
思わず自転車を止めて、写真を撮りたくなるほどのかわいさ!
静かな住宅地の一角に、ポツンと現れるその公園は、まるで秘密の場所のようで、ちょっとした発見にワクワクしました。
今回は、相模大野で見つけた「山野中央公園」をご紹介します。
住宅街の中の小さな公園
相模大野駅から町田駅方面へ向かう閑静な住宅街の中に、突如現れる特徴的な巨大きのこ型オブジェ!
公園の奥には、相模大野周辺で建設中のマンションも見えました。
旧伊勢丹跡地に建設しているマンションです。
駅からは10分ほど歩く公園ですが、こうやって見ると、相模大野駅が近く感じますね。

こちらの「山野中央公園」は、「街区公園」という分類にあたり、地域住民のために整備された小規模ながらも機能的な公園です。
トイレはありませんが、手洗い場、遊具、広場、ベンチがありました。
マナーを守れば、ペットのお散歩もOKの公園です。

また、公園のすぐとなりには小さな畑もあり、のどかな風景が広がっています。
住宅街の中にありながら、自然を感じられるスポットとして、地元の方にとっても癒しの場所になっているのではないでしょうか。
私が訪れたのは平日のお昼だったため人がいませんでしたが、近所のお子さんとご家族が遊ぶ姿が目に浮かびました。
シンボルの「きのこ」とカラフルな遊具
なんといっても印象的なのが、大きなきのこ型のモニュメント!
その周りには、同じくきのこ型のかわいらしいイスが並んでおり、まるでファンタジーの世界の一場面のようでした。
市内の公園ではとてもめずらしいデザインですね。

すべり台やスプリング遊具もカラフルで、お子さんが思わず駆け寄りたくなるデザイン。
視覚的にも楽しめて、子どもたちの創造力を刺激してくれそうです。
虫の形のスプリング遊具はユニークで、きのことの相性もぴったり!

すべり台は低めの設計なので、小さいお子さんも安心して遊べそうです。
保護者も見守りやすい高さですね。

また、砂場も完備されていて、水道も近くにあるため、思い切り遊んだあとでもすぐに手洗いができます。

広場でのんびりと
公園の奥にある広場は、コンパクトながらも、しっかりとスペースが確保されていて、お子さんが走り回るには十分な広さです。
ちょっとしたスポーツもできそうですね。

公園のルールとして、「公園の外に飛び出すようなボール遊びは禁止」との掲示がありました。
周辺が住宅や畑でフェンスも高くないので、周囲に配慮して遊ぶ必要がありそうですね。
「バット禁止」という掲示も見かけたので、遊びに行く際はご注意ください。

また、園内には複数のベンチがあり、座ってゆっくり休みながら、子どもたちの様子を見守ることができます。

これからの季節は、日差し対策も大切!木陰で日差しを防げるベンチもありました。

2014年開園の公園
帰宅後に調べてみたところ、山野中央公園は2014年に開園した比較的新しい公園だとわかりました。
県立相原高校(相模原市緑区橋本)・環境土木科の生徒らと相模原市公園課との連携により設計されたそうです。
高校生たちがデザインしたとは驚きましたが、ステキな取り組みですね。
相模原市内には、全部で608か所の公園があります。
普段よく訪れるエリアでも、まだまだ知らない場所がたくさんあるんだなーと、改めて思いました。
毎日の通り道を少し変えるだけでも、思いがけない出会いがあるのかもしれません。
近所にこんなかわいらしい公園があるなんて、なんだかうらやましいです!
住宅街のため駐車場はありませんが、相模大野周辺に訪れた際は、ちょっと足を伸ばして立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

山野中央公園
住所:神奈川県相模原市南区神奈川県相模原市南区上鶴間本町1丁目33
アクセス: 小田急線「相模大野駅」から徒歩約10分