地元民から愛される昭和レトロな洋食屋 相模原市緑区「いかりやレストラン デミタス」

「昭和の風景がたまらない」と、レトロ感が人気となっている相模湖エリア。
玄関口であるJR中央本線「相模湖駅」も、ノスタルジーな雰囲気が漂う場所です。

そんなレトロ旅の出発地点となる、バスロータリー入り口にかかる大きなアーチ看板。
その横に、レストランがあるのをご存じでしょうか?昭和レトロ好きにはたまらない雰囲気と、懐かしい味に出会える洋食屋さんなんです。

今回は、「いかりやレストラン デミタス(以下 デミタス)」をご紹介します。

相模湖駅から徒歩1分 昔ながらの洋食屋

相模湖駅バスロータリーの入り口、「ようこそSAGAMIKO」と書かれたアーチ看板の左手に建つ、3階建ての古いビル。

そのビルの2階にあるのが、今回ご紹介する洋食屋さん「デミタス」です。

ビルの1階には、お菓子やお土産を販売する商店が入っています。

お店の入口には、サンプルケースが置かれています。

懐かしさを感じるサンプル棚です。

メニューのレパートリーが豊富で、洋食以外にとんかつなどの和食もあります。店内飲食だけでなく、持ち帰りもできるようです。

昭和へタイムスリップ

サンプルケース横の階段を上って店内へ。

途中、手作り感のある飾り棚にグリーンが飾られていました。

2階に着くとお店のドアに、サンプルケースにはなかったメニューポスターが貼られていました。

「さがみ湖相模ダムカレー」1100円(税込)。相模ダムの形を模したカツカレーは、お子さんがよろこびそうです。ボリュームもありそうなので、大人でも満腹になりそう。
ヒレカツが3枚も入ったカレーが、観光地でこの値段。すごくリーズナブルです。

店内に入ると、さらに懐古感ただよう空間が広がります。

モスグリーンのソファーに、振り子時計、オレンジのランプシェード…昭和の空気そのままです。

休日は観光客などで混雑していることも多いのですが、この日は平日の昼過ぎということあり、お気に入りの窓際の席に座ることができました。

窓際は、駅の入り口のアーチ看板越しに、相模湖駅を見下ろすことができるんです。店内の雰囲気と相まって、昭和のアノ頃に戻ったようなノスタルジックさを味わえます。

1人でのんびりと過ごすのも良いですが、家族や友人と来るのもおススメです。
テーブル席は4名までなので、混みあう休日などは、先にお店に確認してみたほうが良いかもしれません。

絶品のカツカレー

さっそく、テーブルに置かれたメニューを確認。

サンプルケースに飾られていたのはメニューのごく一部で、ハンバーグだけでも3種類、グラタンとドリアも各4種類ずつと、メニュー数がたくさん!

ドリンクとデザートメニューも豊富です。

喫茶店としての利用も良さそう。
お酒もあるので、休日に観光しながら軽く一杯飲むのもいいですね。

種類が豊富すぎて、何を注文するかとっても迷います…10分ほど熟考した結果、今回は「カツカレー」に決定!

注文してから10分ほどで、カツカレーが運ばれてきました。

メニュー写真で見た以上に、ボリューミー。カレーの定番、福神漬けの赤が良く映えます。

カツはカレーが絡むちょうど良い厚みで、サクサク衣がとってもジューシーです。

カレーの味は、食べるほどに食欲をそそるスパイシーさ。具のポークと玉ねぎは、やわらかく口の中でとろけます。いたってシンプルですが、しっかり煮込まれている深い味わいです。
おいしくてごはんがすすみ、10分くらいで完食してしまいました。
とってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

車で来るならこの駐車場が便利!

デミタスには専用の駐車場はありませんが、近隣にはいくつもコインパーキングがあるので、車でも来ることができます。

特に、デミタスの向かいにある観光案内所のお隣「相模湖ふれあいパーク」が近くておススメです。

8時から20時の間は、最初の30分無料。以降30分100円で利用でき、最大料金は800円とリーズナブル。20時から翌8時までは入出庫ができませんが、休日の昼間の観光には便利な駐車場です。

ふらりと近所で食事をとりたい時、休日の観光でいつもと違う雰囲気を楽しみたい時。昭和レトロな洋食屋さん「いかりやレストラン デミタス」に、ぜひ立ち寄ってみてください。

いかりやレストラン デミタス
住所:神奈川県相模原市緑区与瀬本町13-13
アクセス:JR中央線「相模湖駅」徒歩約1分
連絡先:042-684-2536
営業時間:9:00-18:30
定休日:木曜日
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。