ある日、下溝駅周辺を散歩しているとインパクトのあるやぎの看板を目にしました。かわいらしいやぎの表情につられた私は「どんな場所なんだろう」と興味が抑えきれなくなってしまい…。実際に足を踏み入れてみると、そこはカレーがおいしい、ログハウス調のすてきなレストランでした!
そこで、今回みなさんに紹介したいのは、「モナの丘 モナ・サンサール」さんです!(以下、モナの丘)
心落ち着く空間が広がっていました
店内に入ると、大きな柱が目立つログハウスになっていることが分かりました。スタッフの方によると、日本ではじめてログハウスを作った方に依頼したんだとか!丈夫なログハウスなため、包まれているような安心感があります。モナの丘はランチとディナーの営業をしており、今回はランチタイムにお邪魔しました。
席に着き、メニューを見るとたくさんの種類があり、「どれにしようか」と迷っているとスタッフの方にメニューを説明していただけました。2種類のカレーがセットになったメニューとカレー1種類が選べるメニューがあり、セットについてくるサラダはセルフで取り分けるようです。悩んだ結果、今回私はCセットと呼ばれる旬菜カレーセットを注文しました。
さっそく、サラダを取り分けに行きます。サラダバーにはゆで白菜、大根、にんじん、フレッシュサラダとさまざまな野菜があります。色鮮やかな野菜を目にした私はわくわくしながらよそいました。
用意されていたドレッシングをかけて一口。「おいしい!」野菜の甘さとシャキシャキとした食感がたまりません。おかわりもできますが、お腹と相談してカレーがくるのを待つことにしました。

ついにカレーが到着!
頼んでいた旬菜カレーセットが到着しました!ゴロゴロとしたジャガイモやひき肉が入っており食べ応えバッチリです。私の手のひらよりも大きいナンはもちもちしていて、こちらも食べる手が止まりません。ぱくぱくと食べ進め、ナンは2枚目をおかわりしてしまいました。
店員さんにおすすめしていただいた、ナンにドレッシングをかける食べ方もおいしかったので、みなさんもぜひ試してみてほしいです。

そこには農業にかける思いがありました
レストランを作ったいきさつをスタッフの方にインタビューをしてみると、かつて先代の方が幼い頃に農業の経験をしたことから新しい事業として農業を始めたことがわかりました。
耕作放棄地の多かった相模原の土地を使って農業をしているうちに、レストランを開こうという案が出たことで、開店にむけた準備が進められたそうです。こうして、モナの丘として新鮮な野菜を使ったレストランを営業して17年の間、たくさんの人に愛されています。モナの丘の歴史を聞くと、たくさんの人のバトンが繋がってこんなに素敵な場所ができているんだなとしみじみわかりました。
また、近くには野菜の直売所が併設されており、そこで販売されている野菜は午前中には売り切れてしまうんだそう。モナの丘の人気な様子がうかがえます。

季節のお花も見れます
モナの丘にはテラス席もあるため、バラやカモミールなど季節のお花を見ながら食事をとることもできます。四季によって見頃の花がたくさんあるため、景色が変わるたびに何回でも行きたくなってしまいます。ペット連れの方もテラス席にたくさんいらっしゃいました。
さらに、定期的に芋掘りなどのイベントも行っており、さまざまなイベントを通して地域の方と交流できるところも注目です。

今回の取材を通して、おいしいカレーときれいな景色で心が癒されました。また、スタッフの方がみなさん穏やかにお話しされていたのが印象的でした。お近くに来た際はモナの丘にぜひ立ち寄ってみてくださいね。
たくさんの人に愛されているモナの丘を想う一人になってみませんか?
モナの丘 モナ・サンサール
住所:神奈川県相模原市南区下溝4390
アクセス:JR相模線「下溝駅」から徒歩約15分
TEL:042-777-8586
営業時間:平日
直 売 所10:00-18:00
レストラン11:00-18:30 (ラストオーダー18:00)
土・日・祝
直 売 所10:00-19:30
レストラン11:00-20:30 (ラストオーダー19:45)
定休日:毎週月曜日(月曜日が祭日の場合は翌火曜日・年末年始・夏期休業日)
駐車場有