田名から旬を発信!季節の野菜・果物狩りなら「ゆうゆう農場」

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今回紹介するのは、相模原市緑区田名に位置する「株式会社 ゆうゆう農場」です。

大島・田名エリアは、昔から土壌に恵まれおいしい野菜が収穫できる土地。最寄りの橋本駅から約15分車で走るだけで、広い農地が広がるのどかな景色が見えてきます。
農地の中でも、ビニールハウスが並ぶ広い敷地面積を有するゆうゆう農場は、地元でも有名な農業法人です。

普段のお買い物でにぎわう野菜売り場

ゆうゆう農場では、季節ごとにたくさんの野菜を作っています。
冬はほうれん草や大玉白菜、ケールやワサビ菜など、ちょっと変わったお野菜も。夏はトウモロコシやスイカ、かぼちゃも人気です。

四季折々の野菜を農場の直売所で販売しているので、一般のお客さんも毎日野菜を買いに訪れます。「今日はどんな旬の野菜があるかな?」と、お散歩ついでにお買い物をされる方も多いようです。リーズナブルな価格も直売所ならではの魅力。
目の前に広がる風景を見ながら、ゆうゆう農場で宝探し、そんな日常もステキですね。

ブドウ狩りも人気

お買い物だけでなく、ぶどう狩りなどの収穫も楽しめます。

8月〜9月はぶどう狩りでにぎわいます。

大粒で新鮮なブドウとシャインマスカットはみずみずしく甘さもバツグン。これを求めて都内からいらっしゃるお客さんも多く、贈答品としても選ばれています。

人気の「イチゴ狩り」。心ゆくまで堪能

ここ10年程で、相模原にもいちごのハウスがずいぶん増えました。
その中でもゆうゆう農場は、いちごの味にこだわる指折りの農場。味の良さからリピートするお客さんがたくさん訪れます。
ハウス内でのいちご狩りのスタートは12月から1月頃。この時期になると、市内のご家族連れが、日帰りで気軽に訪れる場所として、農場は連日にぎわっています。

さらに、いちごの収穫時期にはイベントも開催。キッチンカーを呼んで、いちごを使ったフードやドリンクを提供したり、お子さん向けの収穫体験やデザートカップ作り体験も開催されます。

自分の手で収穫したいちごを使ってデザート作り。
食育を楽しく学び、農業を身近に感じてもらう機会として催行しています。

収穫されたいちごは、近隣のスーパーにも出荷しています。

いちごのお手入れ。ランナーを抜いたり、病気のチェックをしています。

社長が思い描く「菜エンス(サイエンス)」という哲学

ゆうゆう農場の社長さんは、ちょっと変わった経歴の持ち主。若いころから農業一筋に生きていた訳ではなく、元々は大手メーカーのサラリーマンでした。

写真はゆうゆう農場の社長。いちごハウスの前で休憩中です。

サラリーマン時代に研究職に従事していた経験を活かし、農業にも科学を取り入れると言う取り組みを実施しています。
科学が活かされるのは農業の効率化だけでなく、野菜の味そのものにも。野菜を育てる土壌作りから科学の知識を応用し、こだわりの土作りをしています。
苦みの少ない葉物野菜、甘みの凝縮した人参、大きくても皮のやわらかいナスなど。価格は安く、味は最高に仕上げる「菜エンス」野菜生産にこだわっているそうです。

とても栄養価が高く元気な野菜ばかりなので、時には面白い形の野菜ができるのもご愛敬。不揃い野菜も廃棄することなく直売所に並べています。

相模原市は、SDGsへの取り組みや市内に所属するスポーツチームの活動が盛んなエリア。ゆうゆう農場も、相模原市のSDGsパートナーに登録している企業です。
農業を通してフードロス削減をPRしたり、野菜販売を通じて地元の催事を盛り上げる事にもチャレンジしています。

市が主催するイベントにも積極的に参加していて、ゆうゆう農場のいちごは大人気です。少し形が不揃いないちごも、大切な食材に変わりはありません。パックにたっぷり盛ったお買い得品としてお客さんに喜ばれています。
地元のラグビー場でも、試合がある日に出張販売をおこなっています。販売開始の11時には、お店の前に長蛇の列ができる人気ぶりです!

相模原で農作物を生産し、人との繋がりを大切にしながら農作物を届ける取り組みをしている「ゆうゆう農場」。ぜひお買い物や果物狩り、イベントを楽しんでみてはいかがでしょうか?

ゆうゆう農場
住所:神奈川県相模原市緑区田名2439
アクセス:JR横浜線・「橋本駅」南口から車で約15分
電話番号:042-713-1984
営業時間:10時-16時
定休日:年中無休(年末年始休業有)
駐車場:あり(5台程度)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。