今回紹介するのは、大人も子どもも一緒に楽しめる「相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら」。私が子どもの頃にも度々遊びに行っていた懐かしの場所に娘と2人で行ってきました。
バスでも車でも行きやすい!
上溝駅から徒歩約10分のところにある「日金沢下バス停」から水郷田名行のバスに乗り、約14分でふれあい科学館前バス停に着きます。
無料駐車場も第一から第三駐車場まであるので、車でも行きやすいです。
入口前の柱には隠れアカハライモリがいるようです。
答えはもう片方の柱に書かれています。
ぜひみなさんも行かれたら、探してみてください!
入館料 相模原市内在住の小・中学生は無料!
中に入ると左側に券売機があります。
相模原市内在住の小・中学生は無料!
相模原市に住むとこんなうれしい特典もあるのですね。
入館料は大人・高校生は450円、小学生・中学生は150円、シニア(65歳以上)は220円です。
年間パスポートもあり、大人・高校生は1350円、小学生・中学生は450円、シニア(65歳以上)は660円で、ものづくりワークショップが割引価格で参加できます。
年に3回行くならば、年間パスポートがお得ですね。
見ごたえたっぷり22コーナー
展示は人ゾーンと川ゾーンに分かれています。
人ゾーンには、
- 相模川流域ウォッチング
- CGシアター
- 相模水のネットワーク
- おさかなぬりえ
の4コーナーがあります。
川ゾーンには、
- 流れのアクアリウム
- 相模湾水槽
- 海の生き物水槽
- 回遊魚水槽
- 水辺の生き物水槽
- マンスリー水槽
- 坂道お魚観察水槽
- 両生類水槽
- タナゴ水槽
- 川の多様な生き物水槽
- 水生昆虫水槽
- 水中散歩水槽
- 川原の石 みてみよう!
- ミニトーク水槽
- アユ水槽
- 湧き水と小川のアクアリウム
- 小川の実験・観察テーブル
- タッチング水槽
の18コーナーがあります。
見ごたえたっぷりですね。
今回は私のおすすめコーナーを6つ紹介します。
マンスリー水槽
入口からまっすぐ進んでいくと左側にマンスリー水槽が見えてきます。
毎月テーマごとに魚や水槽の装飾が変わります。
今月のテーマはオリンピック。
「カージナルテトラ」の体にある3色の模様がオリンピックが行われているフランスの国旗とが似ているとの理由からこの魚が展示されていました。
カラフルで小さなかわいらしい魚です。
来月はどんなテーマでしょうか。
毎月通いたくなりますね。
CGシアター
マンスリー水槽を左に曲がるとCGシアターに到着。
カメラを動かして、生き物を見つけ、赤いボタンを押すと解説を聞けます。
カメラは2台あり、中央にも画面があり、映像を見ることができます。
小学生くらいの子どもたちが夢中になって操作していました。
受け身で解説を聞くのではなく、自分でカメラを操作して生き物を探すことで、飽きずに解説を聞けるように工夫されていますね。
おさかな塗り絵
マンスリー水槽が見えたら、右に曲がると、お魚ぬりえコーナーがあります。
なんとこれ、紙に色を塗るただの塗り絵じゃないんです!
タッチパネルで生き物に色をつけ、モニターの中で泳がせることができます。
人気で行列もできていました。
幼稚園ぐらいの子がお母さんやお父さんと一緒にぬりえを楽しんでいました。
湧水と小川のアクアリウム
お魚ぬりえの奥には外につながるドアがあり、そこから湧水と小川のアクアリウムコーナーに入ることができます。
湧き水から始まる相模川の支流の水辺を屋外に再現した空間です。
ガチャガチャでお魚のごはんを買えます。
エサは粒タイプとスティックタイプの2種類。1つ300円です。
金色のカプセルは当たりで少しエサが多く入っているそうです!
横からもたくさん魚が見えるので、小さなお子さんでも魚を間近に見ることができます。
上から見るとこんな感じ。お魚が勢いよくエサに向かって集まってきます。
オオサンショウウオ
生命ゾーンの両生類水槽では、天然記念物のオオサンショウウオが飼育されています。
世界最大の両生類で、絶滅危惧種とされている貴重な生き物です。
普段はじっとしていることが多いのですが、私が行ったこの日は活発に動いていました。
ふれあい科学館に来たら、忘れずに見てほしい一押しの生きものです。
坂道お魚観察水槽
坂道お魚観察水槽はドーナツ型の水槽です。
下をくぐって中心に入ることができます。
魚道の仕組みを知ったり、カニロープを伝って高い位置に設置されている水槽に向かって移動するカニを観察できます。
カニの習性を利用したユニークな展示です。
年4回開催 特別展示企画展
常時展示だけでなく、定期的に展示が変わる特別企画展もあります。
私が行ったこの日は「いきもの超能力」をテーマにした展示がされていました。
カラフルで、ひとつひとつの生き物に丁寧な解説がついています。子どもにも分かりやすい言葉を使い、全てフリガナもふられています。
魚や爬虫類や鳥や植物などさまざまな生き物たちが展示されていました。
なかには魚が出す電気を音で聞けたり、
めくったら答えがわかるクイズがあったり、
蓮の葉に水をかけるコーナーがあったり、
ただ見るだけでなく、体験しながら学べます。
夏休みのこの日はたくさんの親子連れが来ていました。
また、ものづくりワークショップもあり、この日は参加費500円(年間パスポート会員は450円)で「ボトルアクアリウム」が作れました。
お土産も買える
ミュージアムショップではお菓子やマスコットなどのお土産も買うことができます。
ここでしか撮れない相模川いきものプリントシールや水辺のいきものグッズ
がゲットできるガチャガチャ、ミニUFOキャッチャーなどもあります。
両替機があるので、小銭がなくても大丈夫!
ベビー連れにもやさしい
そして受付奥には授乳室もあり、トイレにはもちろんおむつ替え台もあります。
またすべてバリアフリーだったので、ベビーカーでも回りやすく、乳児連れのファミリーにも優しい施設になってます。
外の公園も楽しい
ふれあい科学館は建物施設内だけでなく、外の公園も楽しめます。
水が流れていて、夏は子どもたちが水遊びをする姿が。
ジブリアニメのトトロに出てくるような手押しポンプやアルキメデスのポンプなど水を使って遊べる遊具もあります。
水辺には木が茂って日陰もあるので、大人は木陰から子どもを見守ることもできます。
トイレ横には足洗い場もあるので、きれいに洗ってからおうちに帰ることができますよ。
レジャーシートを敷いて、ピクニックをしているご家族も見られました。
秋にはどんぐり拾いも楽しめます。
私の子どもの頃と比べて、数倍も施設が充実していました。
小さな施設ですが、五感を使って楽しめます。
生き物の説明にもすべてフリガナがふってあったり、子どもが楽しく学べる仕掛けがたくさんありました。
今回紹介しきれなかったコーナーもあるので、ぜひ足を運んで実際に見てみてください!
相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら
住所:神奈川県相模原市中央区水郷田名1‐5‐1
交通:JR横浜線 相模原駅南口・5番乗り場・17番系統
神奈川中央交通バス「水郷田名行き」
「ふれあい科学館前」バス停下車すぐ
連絡先: 042‐762‐2210
営業時間:9:30~16:30
イベント開催等により営業時間変更の場合あり
定休日:月曜日(月曜日が祝日等の場合は開館)
ただし、春休み・夏休み等の長期休暇期間は毎日開館
駐車場の有無:有(99台)